iPhoneお役立ち情報
iPhoneでできる音楽クリエイト
[2020.09.07] スマホスピタル川崎
いつものスマホスピタル川崎店スタッフAでございます! さて、今回の記事はミュージシャンや、これから音楽を始めようと思っている方にとても便利な内容をお届けしていこうと思います。
冒頭でも先述したとおり、実は今の時代パソコンがなくてもiPhoneで音楽を作成できるツールやアプリがあるのはご存知でしょうか?
音楽作成に携わる人へわかりやすくご説明していきましょう!
”今の時代iPhoneでなんでもできる”
一昔前であれば、楽曲を1曲作るだけでもレコーディングスタジオに行ってエンジニアさんと打ち合わせして、いざ録音。
満足いくように何度も取り直して、レコーディングの時間が伸びたらその分のお金がかかり、売れてないバンドさんや作曲の方は大変でした。
バンドともなるとドラムセットを組み立てたり、運んだりと体力的なものも問題としてあります。
ですが、iPhoneさえあればレコーディングもMix作業も全部好きなときに好きな場所で行えることは知っていましたか?
iPhone1つで楽曲を作れる日がくるなんて。
”作曲アプリは自分のレベルに合わせよう!”
作曲アプリを選ぶ上で1番大事なのは、自分のレベルに合わせた内アプリを選ぶことです。
作曲をした経験があり、様々な音楽制作ソフトの使い方に慣れている人ですと、初心者向けのアプリでは作成機能が非常に少なく、物足りないということもあります。
逆に音楽制作経験があまり多くない初心者の方が本格的な作曲アプリを使っても、機能が多く細かいため、使い方わからずに挫折してしまうなんてことも。
作曲をこれから始めようとしている方の場合は、簡単に操作ができる初心者向けのものを使ってみましょう。
徐々に慣れていき、多くの機能が使いたいと思ったら本格的なアプリに乗り換えるというのがおすすめのパターンです。
初心者向けのアプリは、見やすさや使いやすさを重視したアプリが多く、プロ向けはパソコンの音楽制作ソフトのように多くの充実した機能を搭載しているのが特徴です。
自分のレベルに合う作曲アプリを使うのが、iPhoneで音楽制作を楽しむ上の1番大事なポイントとなっています。
それでは、アプリのご紹介をしていきますので、自分に合うアプリを見つけてくださいね!
”オススメ音楽制作アプリのご紹介”
・GarageBand
まず私が1番iPhoneユーザーにおすすめしたいのが、GarageBandというアプリです。
GarageBandは無料ですが、非常に多くの機能をもっている作曲アプリになっています。
楽曲の作成に使用できる楽器の種類は、他アプリと比べて断トツに多く、音源のクオリティもとても良いです。
操作方法も非常にわかりやすく初心者からプロまで大人気の作曲アプリです。
作曲アプリの使い方がよくわからないという方でも、直感的に楽器で音源を作成することもでき、作成した音源を重ね、エフェクトや編集等もこのアプリ1つで完結できるのが素晴らしい。
作曲までしなくても、オーディオインターフェースという外付けのハードがあればギターやベース、ドラムまで様々な楽器の録音も可能。
また、編集機能がとても充実しているため、本格的な楽曲制作にも使うことのできる汎用性の高さも人気の1つであり、使えば使うほどにハマってしまう魅力もあります。
・PlayGround • オーガニックリミックス
PlayGroundの特徴は、ゲームと楽器が融合した新感覚のアプリです。
iPhone画面内にあるオブジェクトを、指一本なぞるだけで簡単に音楽が作れる作曲アプリです。
操作方法を簡単に説明しますと、最初に音楽テーマを選択、あとは画面をタップするだけで自分だけのオリジナル音楽を作ることができます。
もちろん、音楽制作や楽器の経験は必要ありませんし、音楽制作というよりも、ゲームをしているような感覚で作曲ができるというのが、このアプリの特徴です。
簡単な操作で誰でもオリジナルの音楽が制作できるので、子供から大人まで楽しむことを最大限に活かしたおすすめの作曲アプリです。
・KORG Gadget 2
iPhoneで本格的な音楽制作をしたいという方にはKORG Gadget 2をおすすめします。
KORG Gadget 2は、約40種類以上のガジェットという名前でシンセサイザー等の音源が収録され使用可能です。
PC版の音楽制作ソフトもあるので、多くのファンの方から音の評判が非常に高く、昔から人気があるシリーズになっております。
このような本格的アプリも存在しているので、本格的に作曲したい方は1度使ってみるのもいいかもしれません。
・FL Studio Mobile
FL Studio MobileはiPhoneはもちろん、Androidでもできる本格的な作曲アプリです。
もともと、iPhoneは本格的な作曲アプリも多くありますが、Androidでできる作曲アプリの数があまり多くないので貴重なアプリ。
Androidユーザーにはとても嬉しい情報ですね。
FL Studio Mobileはオールジャンルの音源を作ることが可能ですが、特にエレクトロミュージック系の音源に強いのが1つの特徴です。
EDM系の音楽制作をしたい方には絶好のアプリではないでしょうか?
操作感もスマホアプリならではの簡単な操作で、機能も充実しています。
今までに、パソコンでの音楽制作ソフトを利用したことがある方でも満足できるでしょう。
ただ、iPhoneもAndroidも無料ではないのですが、どちらも2,000円以下で購入することが可能で非常にコスパの良い作曲アプリになっています。
・Figure
Figureはとてもシンプルな操作で少しの時間でも簡単なビートを作れる作曲アプリです。
他の作曲アプリと違い、ピアノやギターで本格的なメロディを作ることはできませんが、ドラム・ベース・シンセの3つの音を組み合わせてビートを作ります。
初心者でも簡単に作曲ができるようになっているため、他のアプリと組み合わせて作曲するのもありかと思います。
・Music Memos
Music Memosは他のアプリと変わって、鼻歌でリズムやコードを生成できるアプリです。
作曲家がよく外出先などでふと思いついたメロディーやフレーズをスマホの録音機能で残しておくこと、よくありますよね?
こちらのアプリは単なる録音アプリではなく、その場でコードの編集ができるので、思いついたアイデアを取り留めておくのにかなり最適です。
作った音源はGarageBandなど、他の作曲アプリに連携することも可能。
本格的な音源に起こすこともできます。
アプリ単体での本格的な作曲はほとんどできませんが、他の作曲アプリと併用するにはとても便利なアプリだと思います。
”まとめ”
今回の記事はどうでしたでしょうか? いつもの記事とは違い、音楽に興味のある方や音楽に携わる方へ向けた記事になったとは思います。
今の時代、作曲以外にもiPhone1つで色々なことができてしまう。
便利な世の中になってしまうのが少し怖いと思うこともありますが、こうやって世界中の人々が少しでも楽になるのは良いことでしょう。
ただ最後に私が言いたいのは、音楽でもっとも感動を与えたり、もらえたりすることができるのは、生演奏だと思います!
いつか本当に自分の好きな音や楽曲に出会えることを心から願っております。