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iPhoneをバックアップさせる方法について解説します!
[2019.12.13] スマホスピタル川崎
カテゴリー:マメ知識
iPhoneの消耗部品やフロントガラスが破損したりバッテリーの持ちが悪くなった場合には、修理専門店に部品交換を依頼することができます。修理に出すと元通りになって戻ってきますが、初期化されて工場出荷時の状態にされるのでiPhoneに保存されていたデータが全部消えてしまいます。電池交換を含めてiPhoneを修理に出される際は、必ずお客様ご自身で事前にデータのバックアップをしていただく必要があります。故障やバッテリー交換時以外でもデバイスを紛失すると大切なデータが失われてしまうので、普段からバックアップをすることをおすすめします。
iPhoneのデータをバックアップする方法はいくつかあり、自分に合った方法でデータを保存しておくことができます。データを保存する場所として、PCのハードディスクとネット上のオンラインストレージの2つがあります。
iPhoneの全データを丸ごと保存しておきたい場合は、PCのハードディスクを活用することができます。手持ちのPCの空き容量を活用すれば費用がかかりませんし、USBケーブルを使って転送するのでデータ量が多くても短時間で作業が完了します。PCのハードディスクに全データを保存する場合、OSがWindowsであれば事前にiTunesをインストールしておく必要があります。ちなみに、iTunesはアップルの公式サイトから無料で入手することができます。
WindowsPCに全データを保存する手順ですが、最初にUSBケーブルでデバイスと接続してからiTunesを起動します。iTunesが起動できたら、画面左上のスマートフォンのマークのアイコンをクリックしましょう。画面左側の「概要」を選択してから画面右側の中央の「今すぐバックアップ」をクリックすれば、自動的に転送作業が開始されます。ウインドウの上の方のステータスバーにリンゴマークが表示されたら作業完了で、ケーブルを外しましょう。保存したデータをデバイスに復元したい場合は、USBケーブルでデバイスとPCを接続してからiTunesを起動して復元の操作します。
iTunesを利用してバックアップをすると、OSのシステムファイルも含めて全データがPCに保存されます。システムアップデート後のデータがPCに保存されるので、復元後にアップデートをやり直す必要がありません。
iTunes以外にサードパーティーが販売するソフトウェアでも、iPhoneやアンドロイド端末のデータをPCに保存する方法があります。iOSとアンドロイド端末の両方をお使いの方であれば、市販のソフトウェアを活用することもできるでしょう。
PCを持っていなかったり作業をするのが面倒に感じられる方であれば、オンライン上に自動的にバックアップを保存させる方法もあります。iCloudのサービスを利用する方法ですが、iPhoneを操作して「設定」を開いて[ユーザ名]・「iCloud」の順に進みます。「iCloudバックアップの」右側のスイッチをONに切り替えておくと、WiFiでネットに接続された時にユーザーが保存したデータが自動的にオンライン上に保存されます。初期化後のデバイスにiCloudで保存されているデータを復元したい場合は、以前と同じiCloudのアカウントでログインしてWiFi接続をすれば自動的に転送されます。iCloudに登録すれば5GB分のオンラインストレージが無料で利用できますし、月々130円を支払えば50GB分の容量を追加することができます。
iPhoneはモバイル機器で外出時にいつも持ち歩くようなものなので、常に落下・水没・紛失などのトラブルでデータが失われてしまうリスクがあります。大切に使用していても2年に1回くらいはバッテリー交換で修理店に依頼する必要があるので、大切なデータは日頃からバックアップをすることが大切です。