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iphoneの乗っ取りが起こっているかを確認するには?
[2020.09.29] スマホスピタル川崎
カテゴリー:マメ知識
iphoneが乗っ取られてしまう被害が世界中で発生しています。
iphoneを乗っ取る人物の目的はappleIDの乗っ取りであるとされており、IDと関連付けられているサービスの通知が送られてくることもあります。
その際には通知に対して覚えがあるかどうかを確認することが大切です。
通知にあるメールアドレスに見覚えがなかった場合は乗っ取り被害に遭っている可能性があります。
iphoneを乗っ取った犯人はパスワードを変えることで、本来のユーザーが使用できない状態にすることが多いです。
そうなるとログインできなくなってしまい、状況を確認することすら出来なくなってしまいます。
まだログイン出来るという場合はアカウント情報に心当たりのない情報が加わっていないかを確認し、もしも覚えのない変更があれば、apple側に連絡しておきましょう。
ログインさえ出来ればパスワードを変更できるので、乗っ取られたIDを取り返せる可能性もあります。
iphoneには2ファクタ認証が採用されています。
この認証方法を設定している場合はパスワードを変更する際に、認証コードが届きます。
自分以外の人物がパスワードを変更しようとした場合にも認証コードは届くので、何もしていない時にコードが届いた場合は乗っ取られそうになっている可能性があります。
その際にはパスワードをより強力なものに変更し、乗っ取りを防止することが大切です。
何も操作していない時に勝手にiphoneが動き出すことをゴーストタッチと言います。
このような動作があると、乗っ取られているのではないかと勘違いしてしまう方もいます。
しかし、ゴーストタッチはアプリの不具合や液晶保護フィルムの不具合、水分などによって発生します。
乗っ取りによって発生することは基本的にないと考えておきましょう。
乗っ取りを行う犯人は極力ユーザーにバレないようにするため、このような動作を行いません。
熱暴走も乗っ取りと勘違いされやすい動作の1つです。
iphoneは高度な情報機器ではありますが、パソコンのような冷却装置を持っていません。
そのため、非常に負担をかける操作をしていると熱を持ちやすくなってしまいます。
そのことが熱暴走を引き起こすこともあります。
熱暴走が起こると、自分が操作していない時にiphoneが動き出したりするのでまるで乗っ取られたかのように見えるかもしれません。
そのようなときはいったん操作を中止し、冷却してから再び使うようにしましょう。
冷却しただけでもとに戻った場合は乗っ取りではないと判断できます。
ただし、冷却する際には急激に冷やすのではなく、常温で放置するなど徐々に冷やすことが大切です。
急激に冷却してしまうと、内部で結露などが起こる可能性があります。
結露すると水没した際のような状況になり、別の問題が発生することになります。
その点に注意しながらiphoneの温度を調整していきましょう。
スマートフォンが乗っ取られると様々な問題が発生します。
注意しておきたいのが乗っ取りを行う犯人は、ユーザーにバレないように振る舞うということです。
分かりやすく影から操作したりするのではなく、内部からロックを掛けて確認しにくい状態を作ります。
そのため、気づいていないという方も少なくありません。
また、気づいたときには手遅れになっていることも多いです。
そのため、不審な通知などがあった場合には早めの対処をすることが重要となります。
パスワードを変えられてしまうのが最もダメージの大きなことです。
それゆえにパスワードを変えられてしまいそうな状況になったら、逆にこちらから変更をして不正なアクセスをする人物をなるべく遮断しましょう。
そうすることで、スマートフォンやタブレット端末などが乗っ取られるリスクを大幅に下げることが出来ます。