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iphone修理店が解説、水没してしまったときに起こる危険なこと
[2019.03.17] スマホスピタル川崎
カテゴリー:マメ知識
iphoneは精密機器なので、内部の基板に水が浸入すると壊れてしまいます。水没すると本体が故障するだけでなく、危険を伴う場合があるので注意が必要です。
水は電気を通すので、基板の内部に水が入り込むと漏電を起こして回路がショートする恐れがあります。
リチウムイオンバッテリーには電気エネルギーが蓄えられているので、回路がショートして大電流が流れると発熱する危険があります。
バッテリーが発熱すると内部にガスが溜まって膨らみ、最悪の場合はフロントガラスが割れたりバッテリーが破裂します。本体が溶けるほど発熱したり、発火して火災の原因になる場合もあるので注意が必要です。
iphoneを水没させてしまったら、回路のショート防ぐためにすぐに電源を切ることが大切です。
新しい機種であれば、システムが異常電流を検知すると自動的に電源が切れる機能が備わっています。
内部が十分に乾燥していない状態で充電を行うと、回路がショートして発熱・発火の危険性があります。
水没したiphoneを適切に乾燥させれば、電源が入る状態に回復する場合があります。
それでも内部の基板が腐食されている可能性が高く、すぐに壊れて使えなくなってしまいます。
水没した後に一時的に回復してそのまま使用し続けると、回路がショートしてバッテリーが発熱・発火する危険があります。